台風10号(チェービー)が日本に近づいています。
この台風が1959年(昭和34年)に大きな被害をもたらした『伊勢湾台風』に似ていると言われています。
今日は、『伊勢湾台風』についてご紹介します。
『伊勢湾台風』とは?被害の大きさは?
「伊勢湾台風」とは、 1959年(昭和34年)9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風です。
特に、伊勢湾沿岸の愛知県・三重県の被害が甚大であり、「伊勢湾台風」と呼ばれることになりました。
この台風による死者・行方不明は5,098人、住家の流失・全壊は40,862戸、半壊は113,068戸、浸水は363,611戸です。
このような大災害を引き起こした主因は、伊勢湾に発生した観測史上最大の規模の高潮です。
名古屋市臨港部や濃尾デルタ干拓地を中心に300km2が長期間水没しました。
名古屋市が記録映像をまとめたものをYouTubeにあげています↓
伊勢湾台風から2年後には国や地方自治体の防災体制の基本を定める「災害対策基本法」が制定されました。
全国の多くの海岸では、「伊勢湾台風クラスの台風が来襲した場合」というのが高潮防災計画の設定になっています。
今度の台風10号は「伊勢湾台風クラス」と言われています。
高潮の災害危険区域になっていなくても、少しでも危険だと思ったら避難しましょう。
『伊勢湾台風』と台風10号の進路は?
「伊勢湾台風」の進路はこちらです。
伊勢湾台風だった←
これに進路が似てるって pic.twitter.com/mwhHnTP0WT— ちゃき (@chakiHan1004) 2018年8月31日
2020年の台風10号の予想進路はこちらです。
台風10号予想進路図
■米軍予想図
2020/09/01 12:29 AM政府はオリンピックに注力するより
京都議定書に代わる気候変動への
国際的な取り組みを定めた条約を締結するべき。
このままでは、コロナ、水害、地震に怯える日々が続く。 pic.twitter.com/umzMfOPzl9— グリーン🍀 (@lovertofall) September 1, 2020
2つの台風を横に並べるとそっくりなのがよくわかります。
見てはいけないものを見てしまった。
すでにネット界隈ではざわついているので私もツイートしちゃいますが、台風10号候補の勢力と進路がヤバすぎる。
欧米の予測データによると、9月6~7日ごろに伊勢湾台風など歴史的な勢力で西日本を直撃する進路になっています。 pic.twitter.com/Uj6ZFSAMjK
— アバンギャルド河津⛅ (@makotokawazu) August 31, 2020
台風10号に備えて
台風10号がくるのは確実だと思われますので、家にいるのが一番です。
家が危険な場合は、安全な場所に避難しましょう。
地震は前触れもなく突然やってきますが、台風のいいところは何日も前から来ることを教えてくれることです。
私は雨戸を閉めて、動画を見て台風をやり過ごそうと思います。
【U-NEXT】は、いろんな映画や動画を見られるのでおすすめです。
動画なのでDVDを返却する必要がありませんので、家にいながらどんどん新しい映画を見れます。

以上、『伊勢湾台風の進路と被害とは?2020年台風10号も同じルートをたどる?』でした。
被害が小さいことを祈ります。